参加する・応援する


「オリーブの里」の第1期プロジェクトを応援する「協働サポーター会員(第1期)」を限定80名募集中。
(第1期植林の80本にサポーター会員の方が名前を付けられます!)

人間より長寿のオリーブ

 オリーブの里とは、オリーブ栽培と収穫を通じて、土と触れ合い、生あるものの営みに触れる耕作地です。根を張り発芽して若木となり、花が咲き実をつけ落ち、葉は次の苗床を育み、また新しい命の成長を促していく。

 オリーブの樹は100年200年とこのサイクルを繰り返す息の長い植物で、スペインには1000年を超える長寿の樹もあるそうです。だからこそ「人の一生」になぞらえて、誕生と成長、成熟と衰退を感じながら、「生と死」の循環に思いを巡らす「里」にふさわしい作物ではないかと、私たちは考えています。

農作業未経験の方も共に。お子さんからお年寄りまで

 オリーブの里づくりの初仕事が“初植え”になります。

 オリーブの里では、この“初植え”から始まる、オリーブの里づくりの活動に参加し、応援してくださる方を募集しています。

 初植えは2023年4月29日に実施します。初植えされる80本のオリーブは、100~150㎝に鉢植えで育った若木です。作業は周囲の雑草を除き、土づくりから始めて土と馴染み土と会話しながら50㎝ほどの穴を掘り下げます。
 鉢から根が傷まないように取り出して、地植えします。かぶせる土には有機肥料と苦土石灰を混ぜ、周りに小さな土手をつくって、たっぷりの水をやり、風雨にまけないよう支柱を立てて樹を結び付け、真っすぐに保ちつつ倒木を防ぎます。1本の樹にとりかかる人数は2~3人のチームが当たります。
 例え小さいお子さんや力仕事ができない方でも、皆さん自分がやれる範囲のことをやっていただきますので大丈夫です。どなたでも参加できます。

 3年後の初めての収穫に向けて、除草・水やり・肥料やり・剪定と手をかけて、日々の成長に寄り添います。作物の営みは、その都度ごとに初めての体験、思いがけない出来事の連続で、育ち方も様々ですし、中には病気や日照りで枯れてしまったり、台風で押し流されたり、命を全うできない樹々もありますが、みな一様にオリーブの里の子であることは変わりません。

協創で作り上げるオリーブの里

 オリーブの里では、今後植樹するオリーブの樹に、参加いただく皆さんが考えた名前を付けてほしいと考えています。植樹し名付けをした樹があなたの樹になるのです。

 この「名付け親」は、オリーブの里では、オリーブの世話をして助ける人=後見人と捉えています。オリーブの樹は、さしずめ子方としてオリーブの実を供する役割りを担うことになりましょうか。とは言え、それほど即物的な関係に終わらない「何か」を植物との関わりの中に見つけたいと思う人たちが、オリーブの里の一員になって欲しいと、私たちは考えています。

 オリーブの樹は個人の所有物ではなくて、里の共有財産であり、里の人たち共通の仲間でもあります。

オリーブの樹にあなたのネームプレートを

命名に当たっては、次の約束・ルールを作ってみました。

SUETSUGI 〇〇と名付けること。付けてくださった名前をそれぞれの樹にプレートに書いて結わえます。SUETSUGI松崎、SUETSUGI康弘、セカンドネームが良いならSUETSUGIジェイムス、好きな町がスペインならSUETSUGIスペイン・SUETSUGI福島、自分の会社名ならSUETSUGIアマゾン…あなたが付けたい名前なら、誰かを不快にしないかぎり、自由に発案してください。

人と同じく、生あるものは必ずいつかは死ぬ。だからこそ大切なのは、「生」を輝かす時間と、次代へ受け継がれる「心の肥やし」ではないかと思います。もしあなたの命名したオリーブの樹が枯れてしまっても、他の誰かが命名した樹の世話をしてあげてください。その樹にプレートを移し替えます。プレートは2枚になりますが、みなオリーブの里の子どもたちです。

※作物には種類があり、食用作物から工芸・飼料・緑肥と分けられます。実はオリーブの樹は、オリーブの実が塩漬けに、また搾油してオイルに、そして伐採・剪定した幹や枝は木工材料に生まれ変わります。そこで、命名されて枯れてしまった樹は、ペンダントやスプーンと言った小物に姿を変えて、命名者のもとに返してあげたい。その木工づくりも、オリーブの里で行われるワークショップで造られたらいいなあと考えています。

※会員は第2期2024年、第3期2025年と引き続き募集を行っていく予定です

「名付け親」になっていただく個人の方を「協働サポーター」、法人の方を「企業協賛会員」という会員になっていただきます。名付け以外にも、様々な特典やメリットを考えましたので、下記リンクから詳細をご覧ください」

3つの参加・応援方法

応援メッセージ

 これまでいわきのオリーブ栽培を支援いただいてきた皆さんから、社団法人オリーブを育てる会への応援メッセージをお寄せいただきました。

タイトルとURLをコピーしました